リエットとは豚肉を脂やラードで柔らかく煮込んで、ほぐして作るフランス料理です。そのまま食べても美味しいですが、パンやスライスしたバゲットにつけて食べます。
手軽に食べれて、長期保存も可能なのであると便利な1品です。
豚肉のリエット(出来上がり500g)
- 豚バラ肉 500g
- 塩 7g
- ナツメグ 2g
- 黒胡椒 5g
- 玉葱 正味120g
- にんにく 正味30g
- 白ワイン 30g
1.豚バラ肉を2センチの厚さ(後で煮崩すのでだいたいで良い)にカットして塩、黒胡椒、ナツメグをまぶして12時間ほどマリネする。
2.マリネした豚肉を油(分量外)で炒める。強火でしっかり焼き色を付けると旨味が増します。
3.別の鍋でスライスした玉葱とにんにくを油(分量外)で中火で炒める。目安は玉葱がしんなりする程度です。
4.2の豚肉と3の野菜、白ワインを合わせて鍋に入れ、材料のひたひたまで水を入れて強火で沸かす。灰汁を取り除いたら蓋をして弱火で1時間ぐらい煮込む。
5.肉が柔らかくなったら鍋の蓋を開けて、水分を煮詰めていく。脂分と水分の見分けが難しいですがしっかり水分を煮詰めると味が凝縮して美味しくなります。焦がさないよう注意。
6.しっかりと煮詰め終わったら、ボウルに肉と煮汁を入れて、氷水を当てながら肉をほぐしていきます。このときにゴム手袋やヘラを使うとほぐしやすいです。 肉が温かい状態で味見をして、塩味を調整します。(脂分が多いので冷えると塩が溶け込まなくなる) フードプロセッサーを使って肉をペーストにするやり方もありますが機械を使わずにほぐす方が肉の繊維の感じを残せて、食べたときに旨味を感じやすいです。
7.しっかり冷えたら容器に移して冷蔵保存します。ラード(分量外)で蓋をして空気に触れないように保存すると3週間位は美味しく食べられます。
作るポイントは3つ
- しっかりと焼き色をつける
- 水分を煮詰めて味を凝縮させる
- 手でほぐして肉の旨味を残す
ワインのおつまみに最高の料理を是非試してみて下さい!